
クロアチアのプリトヴィツェ国立公園は「水の楽園」と呼ぶにふさわしいのではないかと思うくらい、素晴らしい透明度の水を誇ります。
では、一体全体、何故、プリトヴィツェの水がこんなにも綺麗なのでしょうか?
プリトヴィツェ国立公園一帯はカルスト地形です。
雨水は長い年月をかけて地下の石灰岩をフィルターにして一番下にある粘土砂岩に到着します。
それが地下水脈となり「カルスト湖」として地下に蓄えられます。
その水が、再び泉として湧き出る時、石灰岩層を通り、浄化されるのでこのような澄んだ水になるのです。
水の中の倒木や岩にも石灰華が付着します。
これも水を浄化させるのに役だっているのです。
プリトヴィツェ国立公園内には16の湖が92の滝で繋がっています。
どの湖も驚くほどの透明度ですが、その色はそれぞれ少しずつ異なります。
湖底に土があれば茶色を帯び、水草や藻があれば緑色を帯び、石灰石があれば乳白色になります。
また、深度が深ければ深いほど、色は濃くなります。
それに加え、刻一刻と変化する太陽の光が湖面に煌めき、さらに複雑に表情を変えていきます。
湖にはマスやフナがいっぱい泳ぎ、アヒルが気持ちよさそうにプカプカと浮いています。
この自然の芸術を眺めながら、森林浴をしながらのゆったりハイキングを楽しむと、心身ともにリフレッシュできることまちがいなしです。
皆様も
ユーラシア旅行社のクロアチアツアーで、是非、プリトヴィツェ国立公園の大自然を体感しにお出かけになって下さい。
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