キューバ革命、ゲバラ、音楽、サルサ、葉巻、ラム酒、クラッシックカー等々、キューバの魅力は尽きません。
その中で、今回は、車ファンにはたまらない、キューバで今もなお現役として町中を走るクラシックカーにスポットを当ててみたいと思います。
首都ハバナを始め、キューバのいたるところで、緑や青、紫、ピンクといった、目が覚めるようなビビットで色鮮やかなクラッシックカーが数え切れない程走っています。
アメリカ車が最も「アメ車」らしいと言われる1950~60年代の車が主流です。
最も多く見かける車種と言えば、シボレー、次いで、フォードです。
この頃、アメリカの力強さや豪華さを強調するデザインがもてはやされ、飛行機や砲弾をイメージした飾りを付けたり、戦闘機のモチーフを取り入たり、エンジンも大型化へと移行していきました。
しかし、アメリカでは、豪華で大型のアメリカ車は公害問題等の影響から小型化、シンプル化の傾向が大きくなり、徐々に姿を消していきます。
にも関わらず、キューバで今も50年代の車がこんなにも多く走っているのは、実は、故障する度に修理を重ねて乗り続けているからです。
車に限らず、キューバでは、物が壊れたら直ぐに新しい物を購入するのではなく、可能な限り修理して使用するという考えが深く根付いています。
日本で言う百円ライター1つでも修理して使用するのですから、素晴らしい!
街の沿道では、正体不明の部品のような物が売られているのもよく見かけます。
これも、キューバならでは。
どんな小さな物でもまずは修理。
1つの物をとても大切に扱うキューバの人々の物に対する思い入れの強さ。
そこには、キューバの人々の温かさを感じます。
あの屈託のない笑顔もきっとそんなところからきているのかもしれません。
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