マダガスカルは、アフリカ大陸の南東、モザンビーク海峡を隔てて約400キロに位置する島です。
ここには、固有種が多数が存在し、動物では、2本足で横っ飛びして移動するシファカ、体温を上げて活動するために手を広げて日光浴するワオキツネザル、童謡でも知られるアイアイなどをご覧頂くことができます。
また、植物も1000種類以上のラン、サボテンに似ている奇怪な形をしたディディエレア、そしてマダガスカルの代名詞とも言えるバオバブの木が私たちの目を楽しませてくれます。
バオバブが見られる国でもその種類は限られていて、アフリカ大陸で1種類、オーストラリアで2種類のみです。
それに比べて、マダガスカルには何と8種もあるのです。
そのバオバブの木で有名なのがマダガスカル中央西海岸にあるムルンダヴァという町です。
首都アンタナナリボから飛行機で約1時間、そこから更に車で約1時間走ると、バオバブが多く生える一帯に到着します。
バオバブには年輪がないので、ハッキリとした樹齢はわからないそうですが、大人8人程度がその幹の回りに手をつないでやっと囲むことができるほどの推定何百年という巨木があちこちに点在しています。
特に、夕日が沈みかけた時間帯にバオバブの並木道を訪れると、赤く染まった美しい光景を目の当たりにすることができます。
是非、
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