現在、NHKで「赤毛のアン」の翻訳者、村岡花子さんを主人公とした朝の連続ドラマが注目を集めています。
「赤毛のアン」が今もって世界中の多くのファンに愛されている理由、それは、物語に出てくる自然や景色の描写が素晴らしいこと、また、オールドカントリーなアンの生活そのものに憧れを抱いていることが挙げられると思います。
さらに、「赤毛のアン」という小説を、つい何度も手に取り、読み返してしまうのは、「アンの前向きな生き方」に憧れ、何か辛いことがあったとき、アンの言葉を思い出し、「よし、明日からも頑張ろう!」と自分自身を励ます糧が散りばめられているからだと思えて仕方ありません。
そんなアンの名言の一つをご紹介させて頂きたいと思います。
「There is a bend in it. I don't know what lies around the bend, but I'm going to believe that the best does.」
人生には、曲がり角にぶつかる時が必ずくる。曲がった向こうに何が待っているか分からないけど、きっと素晴らしい世界があるって信じているわ。
アンは、短大を卒業し、住み慣れたプリンスエドワード島のアボンリー村を離れ、勝ち取った奨学金で町の大学へ入学することが決まっていました。
しかし、歳を取り、目が悪くなってしまった、アンの育ての親・マリラは、たった一人で、グリーンゲーブルズでの生活を送ることは難しいのでグリーンゲーブルズを売ってしまおうと考えます。
そこで、アンは、大学に行かないことを決断するのです。
住み慣れたグリーンゲーブルズを離れることなく、地元で学校の先生になると。
せっかく手にした大学入学の切符を自ら捨ててしまうということには、誰もが驚きましたが、アンは前向きに、未来を見据え、この言葉を口にしたのです。
「赤毛のアン」の魅力は一言では言い表すことができません。
是非、皆様も、
ユーラシア旅行社のプリンスエドワード島ツアーで、一年のうちで最も美しく彩られた紅葉のカナダ・プリンスエドワード島を訪れ、アンの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
[0回]
PR